何故、ラベルに植物エキス配合と書いてあるだけで
やさしい気分になるのでしょう。
〜ナトリウムとか〜ベンゾンとか化学合成されたものより、
なんだか作用も穏やかで、
成分も有効に効いてくれそうな予感。それはきっと何故だか誰もが
感じることではないでしょうか。
植物はマコトに神秘な力で溢れています。
光エネルギーを元手に、昔理科で習った光合成のみならず、葉緑素、ビタミンの合成、みずみずしい水分を血液のように全身に巡らせ、葉を茂らせ、花を咲かせ、果実を実らせ、根っこや種にまでさまざまな栄養分を凝縮させます。
効率良くエネルギーを自家発電し、糖類、ビタミン類、抗酸化物質、時には恐怖の毒性物質、時には薬効成分を製造したりして、もしかしたら他の動植物に生存を依存する人間や動物よりも、ずっとずっと進化した生物ではないかと感じるときもあります。
その上、例え炎天下の砂漠のような過酷な環境下でもその運命を素直に受け入れ順応し、動物のような個体死ではなく、株分けや種でクローンのように何度でも再生可能。中には樹齢何千年という信じられないくらいの長寿の植物もいるくらいですから、その生命力は感嘆そのもの！
ひとつの植物中には、地球の歴史とともに時を積み重ねながらもその地で生存するための必須成分が、パーフェクトなる神の処方によってなされているというわけですネ。
だから、植物中から取り出した特定の成分や、実験室で化学的合成された同名の単一成分よりも、植物まるごとの方が未知なる他成分を含む分、副作用も緩和されたトータルなケアを期待したくなります。健康面のみならず、再生能力、保湿、抗酸化作用、美白、抗シワなど美容の夢を託したくなるのも、当然です。
「植物を何らかの形で取り入れる」ーということは、もしかしたら万物を育む、さまざまに形を変えた太陽の光エネルギーそのものを自分の体内に取り込むことになるのではないかと・・・
『なんだか想像するだけで、
ポカポカ光り輝いてくる
気がしませんか。。。。？』
さて私達の暮らしはさまざまな植物の恩恵にあずかっております。野菜、フルーツ、東西和漢ハーブ（生薬）、樹木、海藻、はては遠い異国の初めて耳にする名の植物など、美容面でも利用できそうなものが沢山あります。
どうせなら、その植物に含まれる成分をよく知って、肌質と目的に適った植物を選びましょう。
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植物のお話１