あれこれ精油成分

旧館より転載

精油中の有効成分

　植物の芳香物質を凝縮した精油はいろんな複雑な成分の複合体です。
　成分を分析し似たような組成を持つ合成香料が作られても、やはり天然のものとは似て非なるもの。分析不可能な微量の未知なる成分が必ず存在し、そのものを特徴づけているのでしょう。
　しかし、含有される主要成分によって性質は似かより、ある程度の危険性や有効性などは推定できます。化学用語の羅列になりますが、ご参考までに。。。

精油中の有効成分

分類

注意

成分
アルコール なし ゲラニオール　ベチベロール　リナノール　ボルネオール　テルピネオール　ネロール　メントール　パチュリアルコール　サンタロール　ラバジュロール　ネロリドール　シトロネロール　フェニルエチルアルコール
アルデヒド やや注意 シトロネラール　シトラール　シンナミックアルデヒド　ペリラアルデヒド　ベンズアルデヒド
エステル サリチル酸メチルはやや注意 安息香酸エステル　桂皮酸エステル　酢酸リナリル　酢酸ベンジル　サリチル酸メチル
ケトン プレゴン.ツヨンは要注意 カンファー　ツヨン　メントン　カルボン　プレゴン　ダマセノン　ジャスモン　ヌートカトン　フェンコン
酸化物 シネオールはやや注意 シネオール　ローズオキサイト
炭化水素 なし ピネン　リモネン　カリオフィレン
フェノール 特に注意 サフロール　チモール　カルバクロール　メチルカビコール　アネトール　オイゲノール
ラクトン 光感作作用 アンゲリカラクトン　ベルガプテン

||▶精油取り扱い注意ごと
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